RSSの使い方
■RSSとは?
ホームページの更新情報をユーザーに効率よく伝えるための手段です。 ■RSSの設置方法
次の手順で自分のホームページからRSS情報を発信することができます。 1. RSSファイルへのリンクタグを追加する
RSSの登録ページとしたいページ(ふつうはトップページ)の<head>と</head>の間に、以下のような書式の1行を追加してください。
<link rel="alternate" type="application/rss+xml" title="RSS 2.0" href="RSSファイルのURL">
たとえば、RSS情報を記入したファイルが、"http://www.hoge.jp/index.xml"だったら、以下のような行を追加すればよいでしょう。
<link rel="alternate" type="application/rss+xml" title="RSS 2.0" href="http://www.hoge.jp/index.xml">
RSSファイル名は、"http"から始まるフルURLで記述しなければならない点に注意してください。RSSの指定が終わったら、書き換えたHTMLファイルをサーバにアップロードしておきましょう(つまり、いつものホームページ更新作業を行います)。 2. RSSファイルを作成する
次に、RSSファイルを作りましょう。これは更新情報を記入しておくためのテキストファイルです。ページを更新したときは、その履歴をこのファイルに記入しておきましょう。すると、その情報がRSSを利用しているユーザー全員に伝わります。
<?xml version="1.0" encoding="文字コード"?>
<rss version="2.0"> <channel> <title>サイト名</title> <link>サイトURL</link> <description>サイトの簡単な紹介</description> <lastBuildDate>このファイルを公開した日時</lastBuildDate> <language>ja</language> <item> <title>更新項目のタイトル</title> <link>更新項目のURL</link> <description>更新内容の簡単な説明</description> <pubDate>更新日時</pubDate> </item> </channel> </rss>
各データ項目に入力すべき内容は以下の通り。
※文章中で半角の「&」を使うときは、&と表記してください。 ※lastBuildDateなどのタグは、文字の大小をこの通り入力しなければなりません(lastbuilddateなどと入力すると正しく機能しません)。 ・日時の書式 日時の書式は、以下のとおり。
[曜日省略形] [日] [月名省略形] [西暦] [時刻] [タイムゾーン]
具体的には、以下のようになります。
Mon, 07 Feb 2005 08:30:00 +0900
ここで、+0900は日本(TOKYO)のタイムゾーン表記になります。実際にRSSファイルのサンプルを作ってみました。以下は、青海雑伎団にRSSの解説ページが追加されたことを告知するRSSファイルです。
<?xml version="1.0" encoding="shift-jis"?>
データの入力が終わったら、これを先にトップページの"<link"タグに書き込んでおいたファイル名で保存し、サーバに転送してください。<rss version="2.0"> <channel> <title>青海雑伎団</title> <link>http://julious.jp/zumi/web/</link> <description>ネットゲームで遊ぼうサイト</description> <lastBuildDate>Mon, 07 Feb 2005 05:00:00 +0900</lastBuildDate> <language>ja</language> <item> <title>RSSの使い方</title> <link>http://julious.jp/zumi/web/rss/index.html</link> <description>RSS解説</description> <pubDate>Tue, 08 Feb 2005 15:30:00 +0900</pubDate> </item> </channel> </rss> 先に紹介した例では、RSSファイルを http://www.hoge.jp/index.xml と指定していました。この場合には、RSSデータをindex.xmlというファイル名で保存し(RSSファイルには常に".xml"という拡張子をつけてください)、これをホームページを置いているサーバの"http://www.hoge.jp/"にあたるフォルダ内に転送すればよいことになります。 以上で、ホームぺージの設定は完了しました。 ・デバッグ RSSファイルにタイプミスなどがあると、エラーとなって情報配信が行われません。自分が書いたRSSファイルにエラーがないか確認するには、XMLの読み込みに対応したブラウザ(最近のブラウザはたいてい対応しています)を使います。ブラウザに、RSSファイルを読み込ませてください。文法違反があれば、その個所を教えてくれます。 ■ RSSが設置されたページの使い方
ブラウザとしてFireFoxを使用している場合、RSSが設定されたページを開くと、ブラウザのウィンドウ右下に[RSS]というアイコンが表示されているはずです。これをクリックしてください。"'RSS 2.0'をライブブックマークに追加"というメニューが開いたら、これをクリックします。「ブックマークに追加」ウィンドウが開いたら、なにも変更せずに[OK]ボタンをクリックしてください。これで、ブックマークにいま登録したページ名のフォルダが追加されます。ブックマークから、このフォルダを開いてみてください。フォルダ内に、更新情報が表示されるはずです。詳しい情報を見たいときは、その項目をクリックして、対応ページへジャンプしてください。 以上。
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