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ここでザリガニというのは、日本中の池や川に住んでいる、小型のロブスター「アメリカザリガニ」のこと。ザリガニつりは昔から子供の遊びの基本ですね。
ちなみにザリガニは、お手軽に食べられる訳じゃないし、飼うのもけっこうたいへん。十分楽しんだら、最後に川や池に返してあげましょう。これを、「キャッチ・アンド・リリース」といいます。
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ザリガニってのは、どこにいるんでしょう? 実は、地域によってザリガニの分布にはかなりの密度差があります。東京では、公園の池などでごくふつうに見かけます。たぶん放流しているヒトがたくさんいて、それで増殖したんでしょうね。逆に、「ほとんどみかけない」という地方もあるようです。
ザリガニは、ふつう水辺の組石の間などにできた穴の中にひそんでいます。近くに池があったら、石と石の間や、大きな石の下が空洞になっているような場所をのぞいてみてください。注意して見ると、ザリガニのひげがのぞいていることがあるはずです。
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割り箸と凧糸を結ぶ部分がきちんとしていないと、せっかく釣れたザリガニが凧糸ごと落ちてしまいます。ついでなので、「はずれない糸の結び方」を覚えましょう(そこまでしなくっても(笑)・・・というヒトは、ふつうに結んでから瞬間接着剤で固めちゃってください)。
最初に、割り箸の先端から1cmくらいのところに、カッターナイフで割り箸を一周する浅いミゾを切りましょう(こどもが作る場合、カッターナイフは危険なので、おとなに頼んでください)。
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釣り竿ができたら、ザリガニ釣りにでかけてみましょう。ザリガニのいそうな穴を見つけて、エサと糸を穴に入れます。魚釣りのように糸だけ水に垂(た)らすのではなく、竿(割り箸)ごと水につけてしまうのがコツ。こうすると、エサのするめを操作しやすくなります。
ザリガニ釣りは、相手を見ながら駆け引き(かけひき)するのが基本。エサのするめを水底まで落としたら、ザリガニが近づくかどうかよく見ていてください。ザリガニがハサミをエサにのばしたらチャンス。数秒待って、しっかり抱えこんだのを確認してから、そ〜と引き上げます。 ザリガニはすこし離れた場所にあるエサを、無視してしまうことがあります。ザリガニが出てこない場合は、エサのするめをあちこち動かしてみましょう。
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